人間関係

親のせいにする人は変わらない。不幸な道を歩み続ける理由

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世の中にはいろいろな親がいます。

暴力を振るって虐待したあげく殺害してニュースになるロクでもない親もたくさんいます。

そういうレベルじゃなくても、酒やギャンブルで暴言・暴力などふるわれ辛い子供時代を過ごした人もたくさんいるでしょう。

ダメな親を毒親と言ったりもするようです。

仮に「親がクズだった」は事実だとして、何かにつけて「親のせいで自分が不幸だ」と言う人には将来の成功も賞賛もない当然の理由を述べます。

親のせいにするうちは永久に報われない

その親から生まれた以上、すべての原因がそこに行きついてしまう思考

  • 好きな異性に告白してフラれた・・・親が不細工でコミュ障な自分に育てたせいだ
  • 就職に失敗した・・・親が良い学校に行かせてくれなかったせいだ
  • お金がない、ギャンブルにつぎ込んでしまう・・・親がお金の知識を教えてくれなかったせいだ
  • 人生がうまくいかない・・・クズ親から生まれたんだから上手くいかなくて当たり前だ

悩みは大体「お金」「仕事」「恋愛」の三本柱で構成されます。

あらゆる問題に直面しているのは自分自身でありながら「自分の生みの親が根本原因である」という思考には「自分自身には非がないのか?」という自問がありません。

つまり自分自身が存在していないのです。

 

目の前にある不幸と嫌いな親の存在に板挟みになりいつまでも「これは自分が選んだわけじゃない!自分のせいじゃない!」と否定し続けるのです。

そういう人はもし人生において何かがうまく行った場合はどう捉えるのでしょうか?

  • 好きな異性に告白してOKされた・・・自分が頑張ったから?運がよかったから?
  • 希望通りに就職できた・・・自分が頑張ったから?運がよかったから?
  • 節約生活でお金が溜まった・・・自分が頑張ったから?運がよかったから?
  • 人生がうまくいった・・・自分が頑張ったから?運がよかったから?

上手く行ったときは「自分が頑張ったor運が良かった」で、上手くいかないときは「親のせい」っておかしいですよね。

不幸を親のせいにするなら「うまくいったのも親のせい」でないと釣り合っていません。

なんで都合の悪いときだけ親が出てくるんですか?

 

実際に家庭が貧しく、親もロクでなしで小さい頃から苦労していたという知人がいますが、彼は公務員となり、結婚して子供がいてとても幸せそうです。

彼はこういう言葉をくれました。

  • 「自分の子供には自分がしたような思いはさせたくない」
  • 「親はダメな奴かもしれないけど、そのおかげで頑張れたかもしれない」
  • 「裕福な家庭に生まれたら良かったかもしれないけど、思ったからって今からそうなれる訳じゃないし、今の自分で戦っていくしかない」

どう考えても人生が上手くいく人の思考です。

 

この手の話に批判的な人は「毒親に生まれた事がない人が”親のせいにするな!”って言うけど、私たちの気持ちをわかってない」と言います。

確かに経験したことの無い人が、何かを経験した人の全てを理解するのは不可能。

しかし、どんな家庭に生まれた人でも「自分の境遇を受け入れて、これから全部自分が変わって人生を変えてやるんだ」と思っている人はみなそれぞれの幸せの形に向かって歩んでいます。

そういう人はすべからず「親のせい」にはしていません。

 

だから目の前で起こった事は全て「自分の行動の結果」と受け入れて失敗もしますが成功もしていきます。

自分自身が確かに存在しています。

 

また、最初から強い人間などどこにもおらず「弱い自分が悔しくて虚しくて、強くなりたい」と願うから行動を積み重ねて結果強くなるのです。

そんな人に「あなたは強い人間だから」と言い放つのがどれだけ浅ましい思考かは言わずもがなでしょう。

 

「親のせいにする人」とは関わらないほうがいい

(一般的に見て)人より大変な境遇に育つ人は一定数必ずいるものです。

 

とはいえ、家庭が貧しくても親がダメ人間でも「自分は良い家庭・環境で生きてこれた」と考える人もいます。

つまり他人からは大変そうに見えても、本人そう思ってないこともある。

 

逆に何不自由無さそうな生活をさせてもらっておいて「自分は他人より恵まれない家庭環境だった」と嘆く人もいます。

 

さらに「自分の境遇を嘆いた事はあっても、その後の人生を親のせいにしない人とする人」で分かれる。

 

つまり「自分の不幸を親のせいにする人」はなるべくしてそのような思考に行きついています。

他人が他人を変えることはできません。

結局自分で気づいて自分で変わるしかありません。

 

この記事の冒頭で、親のせいにする人は「自分自身が存在していない」と書きました。

そのため、親のせいにできない場合は他人のせいにもしやすい性格であるといえるでしょう。

 

私は仕事や友人関係で「過去を捻じ曲げいつまでも蒸し返す人」に苦労させられました。

彼らは自身の失敗や不運の原因を他人に見出し、自分が被害者であり続けるために過去を改竄・強化し続けているようです。

こういう人とは証人となる第三者を含めずに付き合うことは難しいですし、何かにつけて「お前のせいだ」と言われるのは勘弁です。

とはいえ、人は変えられないのです。私が変わるほかないでしょう。縁を切りました。

 

上手く行く人や成功者と呼ばれる人は嫌な人と出会っても「自分が嫌な人に近づいたのがダメだった、これからは気を付けよう」と考えます。

例え詐欺師にお金をだまし取られても「高い授業料だった。甘い儲け話に乗った自分が馬鹿だった」と反省します。

 

上手くいかない人は「自分の近くには嫌な人ばかりいる。不幸だ!」と嘆くばかりで自分の過ちを考えません。

詐欺師に騙されたら「ウソをつく奴が悪い!甘い儲け話には乗ったが自分は悪くない!」と騒ぎ立てます。

 

一つ一つは小さな事かもしれませんが、積み重なると大きな差になります。

 

もし自分の恋人がたまたま不幸を親のせいにする人だったら?

いつか変わってくれるでしょうか?そういう人は「自分は正しいし、変わる必要はない」と本気で信じています。

 

私個人としては「人に年齢は関係ない、自分で変わりたいと願うならいつでも変われる」を信じている方ですが、何度も言うように「自分自身が存在していない人」には何を言っても基本響きません。

結局何を言っても「そんなこと言うのはお前が恵まれてるからだろ、俺のせいじゃない」と突き返されるでしょう。

そこに情をもってしまうと、ずるずると「ゴールのない闇」へと歩むことになります。

 

親のせいにする思考は暗く深い闇、出口はない

親というか人のせいにする思考全般がそうなのですが、問題を他人のせいにするということは常に「他人に変化を求めること」になります。

ですが、他人は変わりませんし、自分のために変わってもくれません。

 

だから永久に抜け出せない負のループに入って出られなくなるのです。

先ほど書いた「親のせいにする人」に対して「いつか変わってくれるかも?」と情を持って接するのも同様に「他人に変化を求めること」

つまり「他人に変化を求める人に変化を求める行為」になりグルグルと出口なく彷徨うだけです

 

他人の存在はあくまで「自分が自分で気づくためのきっかけ」でしかありません。

しかし、自分で気づくためには自分自身が必要なのです。

 

親のせい、人のせいにする思考というのはそれだけ根深く強力であるが故に、普通に接してなんとかなるものではないと考えます。

こういうこと言うと「そういう人間を見捨てろと言うのか」や「もうどうしようもないって言いたいのか?」と怒る人がいますが、それこそが他人を変えようとしているからこそ出る言葉であって、他人は他人として考えや姿勢を見せるほかありません。

 

そこに気づいて自分を変えようと思うかはその人次第です。

 

これからは自分のせいだと思える人には欲しい現実がいずれ来る

他人に変わることを求める時間と、自分が変わる時間

言うまでもなく「自分が変わった方が早い」のです。

 

いじめられっ子は、いじめてくる相手に「やめて」と言っても基本やめてもらえません。

それは他人を変えようとしているからです。それでやめてもらえるならそもそもいじめなど起こりませんよね。

 

となると「いじめられないように力ずくでねじ伏せる」か「いじめてこない人と付き合える場所に逃げる」のが自分が変わるということです。

前者ができたら苦労しないので、逃げるのが最善策となります。(そういうときに逃げるのは恥ではありませんし役立ちます)

 

逃げて違う所で戦う自信を付けられれば、ゆくゆくは「いじめてくる人間と真正面から殴り合える度胸」がつくかもしれません。

しかし、そもそもいじめっ子はそういう人と殴り合う度胸がないのでいじめられることはなくなります。

 

 

余談ですがいじめっ子は自分の内面にある弱さをえぐられる何かを他人に見出したとき相手をいじめます。

女性によくある「好きな男にだけぶりっ子しやがって、むかつく」というのは自分自身も好きな相手に愛嬌を振りまいて気に入られたいのにそれが出来ない弱さの裏返しです。

 

好きと嫌いは表裏一体で、誰だって気に食わない奴のようになれるならなりたいのです。

そこで「じゃあ自分はどうしたら変われるのか」と悩むか「あいつが憎い!全部あいつのせいだ!」と他人に責任を押し付けるかで夢に描いた未来が本当にやってくるかどうかが決まります。

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