仕事への不安

地味で泥臭いことはいらない?効率を求めすぎる人が見落とす罠

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コロナ時代に一変する「転職」。インフルエンサーの「理想と現実のミスマッチ」情報にはご用心

こちらの記事を読みました。記事中にこんな引用があった。

「地味で泥臭いことって、別にやる必要ないと思うんです。効率的にキャリアを構築していきたいんです」

引用:コロナ時代に一変する「転職」。インフルエンサーの「理想と現実のミスマッチ」情報にはご用心

効率を求めることは悪ではないし、ときには大切。

ですが、地味で泥臭いまるで「砂と土だらけの暗黒領域の中」にこそ、効率より大事なものがあるような気がしています。

泥臭さを嫌い、効率の良さを求めすぎる弊害と結果

ほぼ99.9%の人は凡人

ほぼ99%の人は凡人でしょう。根拠はないですが。

もちろん私なんか凡の下の下なので、そんな私の記事なんか読む価値はないかもしれません。

それよりフォロワー数万人・数十万人の有名人のありがたい言葉の方が価値がありますよね。えへへ。

 

それはさておき。

いきなりクオリティの高い作品や仕事をこなせる人なんてそうそうおらず、それはたとえ「手法・方法」を知っていてもスグには変わりません。

プロが身につけた「わかりやすいメソッド」を素人に懇切丁寧に教えても、その素人はしばらく理解もできず、ロクに再現もできないことがあります。

思考停止してプロから言われた通りにやってるだけだから、本当の意味で身についていません。

 

そもそも「考える土台・下地」が無いのですから、ガワだけ取り繕ってるようなもの。

そういう人は効率うんぬんよりもまず基礎を固めて「なぜそれが効率的であるか」を骨身に染みて理解できるレベルじゃないと意味をなさないでしょう。

 

つまり凡人が大きな飛躍をするためには「いかに自分が今まで愚かな事を繰り返していたか」とショックを受けるための前段階の経験が必要なのだと考えます。

この前段階の経験こそ泥臭さの極みだったりします。

頑張ってるのに評価されない、辛い苦しい悔しい。それでもちゃくちゃくと自分の土台は仕上がっています。

 

 

しかし、泥臭さを嫌い効率を求め過ぎる人は本やらセミナーやらSNSの著名人のお言葉やらで「どんどん効率的な知識がついて自分が上がっている感覚」を覚えますが、いざそれを実務レベルで再現できるか?というと残念な感じに終わる人も多いのです。

先程も言ったように「考える土台・下地」が伴ってないので、再現できない。応用できない。そもそも本当の意味で理解できてない。

実際にいつまでも知識だけ詰め込んでいっこうに行動しない人っていますよね?

そういう人は「知識を与えてくれる識者の言うことに従うだけの操り人形化」しやすい。

 

 

その反面、愚直に地道にやれる人はある時プロなどから効率性を教わると急激な伸びしろを見せてくることが多いです。

そういう時、彼らは決まって「私今まで手間のかかることばっかりして、バカみたい」とショックを受けるようですが、それが理想形だと考えます。

彼らには土台があるから、そこに立てた柱は決して倒れない。

 

 

"より効率的でスマート"に浮気を繰り返す迷路

人をコントロールできる側の人は皆知っています。

「多くの凡人は手間を嫌いさらに"自分は特別"だと思い込み、特別な自分が即座に開花して夢を掴むことを願ってやまない」と。

だから耳障りの良いキャッチーなフレーズでおだて、上げて、お金や時間を消費させるのです。

 

売れている広告を分析するとたいてい「地道で泥臭いことからの逃避」が含まれています。

  • 飲むだけお手軽ダイエット(辛い運動や食事制限はいりません!)
  • 放ったらかしで資産形成(難しい知識はいりません!)
  • 聴くだけでOK!簡単英会話(忙しくても”ながら”で習得!)

 

これらに興味関心を奪われると「こっちの方がより効率的だ!」「いや最新のこっちのほうが!」とどんどん浮気性になっていきます。

「私がより効率的に成功する方法」を永遠に探し続ける迷路から抜け出せなくなります。

 

その間、地道に意味のあることをやり続けた人は、頭ひとつ飛び抜けて違う世界で新しい挑戦をしているでしょう。

素敵ですね。

 

なんでしょう????この馬鹿らしさ?

 

誤解されたくない(されてもいいけど)のですが、私は「効率を求めすぎる意識の高い人」をバカにしたいとかディスりたい訳ではありません。

私個人の経験に基づいて「誰より効率を求めているのに、いつまでも結果が伴ってない人」をたくさん見てきました。

他人事とはいえ悲し過ぎるのでこういう事を書いています。

 

効率を求めすぎる人はどうすればいいのか

横軸を重要視できない理由をしっかり自分自身と対話する

効率を求めすぎる人って「失敗したくなくて動けない、成功に行き着くまでの失敗さえ許せない人」と似ていて、一足飛びで0から100を目指したい的な気持ちがあるように思います。

縦軸しか見たがらないんですよね。どこかから仕入れた「効率の良い方法」でどうにか飛ぼうとする。

 

でも、99%の凡人はそんなことできないので0から1、1から2、2から3と横軸を伸ばしながら上がっていくほかありません。

 

そんなこと本来なら誰だってわかってますよね。わかってますよね?

それでも効率を求めたくなるのは他の要因が邪魔しているからではないでしょうか。

  • 同期が先に出世した。悔しい。
  • 年齢的に時間がない。早く成功したい。
  • 早く上に上がって、バカにしてきた奴らを見返したい。

焦った人から脱落します。あるいは迷路に蹴落とされます。

 

でも、焦らずコツコツやりながら、工夫を繰り返していれば誰か見つけてくれます。

見つけてくれなくても、自分で自分の成長は必ず実感できます。見える世界が変わってきます。

 

下記は成功曲線と呼ばれるものですが、0から1、1から2、2から3と横軸を伸ばしていると、ある時現在地から数倍〜数十倍に暴騰することがあります。(人により横軸と伸び幅は変動)

「そんなの信じられない」と言う人もいますが、では「迷路で効率の良い方法探し」を繰り返して上手くいった人を知っていますか?

私は知らないです。5年前に迷路でブツブツ言ってた人は今も迷路でブツブツ何か言ってますよ。

 

「自分のペースでやろう」他人と競わなくなってゆとりができた

実は私自身、心があらんでいた時は下記のような気持ちに苛まれていました。

  • 同期が先に出世した。悔しい。
  • 早く上に上がって、バカにしてきた奴らを見返したい。

でも、彼らと会わなくなったらどうでもよくなって、自分の心にゆとりができました。

そしたら「自分のペースでいいや」とコツコツやるようになり、それから何事も調子が良いです。

 

SNSも辞めて、友人の多くとも縁を切った。(もちろん縁を切るに相当する理由があって、今も仲の良い友人はいますよ)

傍から見たら結構孤独だと思われる生活かもですが、ゆっくり地道に山を登るには願ってもない理想的な環境です。

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