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転職活動に企業分析・研究は必要?やり方とコツを解説

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転職活動を始めた時によく言われるのが「企業分析や業界分析」の必要性。

「そんなの調べたって意味ないじゃん!入ってみるまでわからないんだし」と疑問に思っている人も多いでしょう。

ここでは企業分析の方法と、その重要性を解説します。

転職活動に活きる企業分析・研究のやり方

企業のホームページの有無や確認は必須

真っ先に見ておきたいのが「企業ホームページ」の確認。

自社のウェブサイトを持っているかどうか?は「外部に自らの事業やポリシーを伝える気があるかどうか」の判別にも役立ちます。

ホームページがない場合「会社代表(社長)が必要ないと思っているから作っていない」と考えられますよね。

 

今の時代においてその考えはとても閉鎖的であり「あまり外部に情報を出したくない企業」と思われても仕方がありません。

  • 求人広告以外で情報が得られない企業
  • 自社ページやブログがあり仕事内容や雰囲気が伝わる企業

後者の方が印象がいいはずです。

 

企業ウェブサイトや採用ページの記載内容は参考程度に

とはいえ企業のウェブサイトや新卒採用ページなどにある情報は参考程度にしておきましょう。

どんな企業であれ内情を正直に書くワケがありません。

ウケを狙うようなユニークな企業を除けば基本的に「安心感を抱くようなアピール」しかしませんので、それを真に受けるのは素直過ぎます。

 

転職を始めた人は企業の体質的な部分をしっかり見抜けないとなりません。

そのためには「企業の表向きアピールを真に受けない」ことが肝心です。

 

IR情報やプレスリリースは見ておくべきか?

プレスリリースは見ておいて損はありません。

例えば志望する企業が発表した新技術や新製品などから「業界に対してクリエイティブな会社なのかどうか?」が分析できます。

プレスリリースは報道機関へ向けた発表であり、つまりは「ウチはこんな事をしたぞ!」というアピール。

企業の性格として現れやすいポイントの1つと言えるでしょう。

 

また企業の方向性や業績などを見れるIR情報ですが、これは投資家に向けた内容。

もちろん求職者が見ても参考になる点はあるものの、正直「見たけどよくわからない」という感想を持つはずです。

IR情報を参考にするなら、それなりの勉強をしないと読み誤る可能性もあるでしょう。

無理に時間を割く必要はありません。

 

企業の口コミや掲示板からの情報を調査

企業のウェブサイトを確認できたら、次はネット上に転がる企業情報を収集します。

  1. 企業クチコミサイト
  2. 掲示板の企業・業界スレッド
  3. 個人ブログ

主にネットで収集したい情報は上記の3つからなります。

そして、これらから得られる情報の大半は「企業に対するマイナスなイメージ」だと予め知っておきましょう。

わかりやすくいえば「企業への私念や悪口・指摘」など。

 

例えば家電を買ったとして、自分の思う通り満足に使えた場合は「ネット上にその家電の良さを広めよう」と思う人は少ないものです。

しかし、買って間もなく故障したなど嫌なことがあると「この怒りをどこかにぶつけないと収まらない!」となりませんか?

この怒りは務めていた企業に対しても同様で「嫌な会社だった」という恨み辛みの方が集まりやすいのです。

 

ですが、これらの情報も全てが全て正しいとは限りません。

特に多いのが下記のような内容ですが、これら全てを真に受けて避け続けると無職しか道がなくなるでしょう。

  • 休日が少なく、残業だらけ・・・ホワイトとされる企業や公務員でもよくあること
  • 既にいる社員からパワハラを受けた・・・社員の性格や相性が問題では?企業が原因なのか?
  • 達成の困難なノルマの強要された・・・本当に達成が困難なのかは人による以上主観でしかない
  • 給料が安すぎる・・・額はともかく、それを承知の上で入社したのでは?

自分にとって「ゆずれるものとゆずれないもの」を明確にしていないと、このような口コミに翻弄される羽目になります。

 

「企業との接触」が最も分析材料として役立つ

今までの分析をまとめると「どれも参考程度にしかならない」ことがわかると思います。

ネットから得られる情報は簡単に手に入る分、その程度の判断材料にしかならないということ。

一番いいのは「自らが企業に接触すること」です。

  • 企業主催のイベントに参加する
  • 転職イベントの企業ブースに行く
  • OG/OBを訪ねて訪問する
  • お店や店舗に客として出向く

従業員や社員と直接触れ合うことで、企業の雰囲気がわかります。

また、店舗などであればスタッフ同士の動きを見ることで関係性を把握することもできるでしょう。

 

業界分析・研究の重要性

業界の今を見るから「志望理由」が活きる

企業分析だけではなく、もう一段階上にいき「業界分析」をするのもおすすめ。

志望する業界の「過去と現状」を知ることで、これからを考える材料となります。

そして、業界を深く知ることは「この業界がこうなればもっと良くなると思う」という志望理由にも繋がります。

もちろんその業界に長く精通していないとわからない事もあるので、一朝一夕で語れるものではありません。

とはいえ、業界を知ることで深入りした質問もできます。

 

ライバル企業を知ることが企業分析にもつながる

業界分析を行うと、その業界でシェアを握っている競合他社を多く知ることができます。

それらと志望する企業を比較したり「業界の平均(収入や休日など)」を知ることはかなり重要。

業界的に長時間労働などが横行している場合は、どの企業を選んでも似たような状況であることが多いもの。

 

また、どの企業も「自分たちの戦う業界を知ろうとしない奴」は採用したくありません。

ネットで調べた志望動機の例文を少し手直ししたようなものでは、すぐに見抜かれてしまいます。

(場合によっては)素人でありながらも業界の今を調べ織り交ぜた「自らの考えと展望」を述べるからこそアピールになり得るのです

 

企業分析・研究をしないと起こりうる失敗

企業の選別が出来ず「数撃ちゃ当たる」に走りやすい

まず企業分析をしないということは「企業選定のための指針を作らないこと」であると言えます。

つまり「この仕事や職種なら手当たり次第受ける」という行動が生まれやすく、採用を得たいなら必ずしもダメとは言えません。

 

しかし、数撃ちゃ当たるの思考は兎にも角にも「早く多く」の世界。

スピードばかりを優先した転職活動は何かと「適当」になりやすく、それは自身の振る舞いにも現れてきます。

例えば履歴書の「志望動機」や面接時の「受け答えの甘さ」につながるのですね。

 

条件や環境面で前職と同じ悩みを抱える

また、企業分析を怠ったが故に「前よりも悪い環境に転職してしまった」という失敗も数多く耳にします。

もし「これなら転職しないほうが良かった」と思うような企業に入ってしまったら?

入社早々、再び転職を考えるようになるため、履歴書はどんどんキズが付いていきます。

これを面接で聞かれたらどう答えますか?

 

しっかり狙いを定めて、丁寧な転職活動をするためには企業分析や業界分析が欠かせないのです。

 

さいごにひとこと

自己分析と企業分析はセットで相乗効果

企業分析や業界分析は「自己分析」とセットでやることで相乗効果を得ることができます。

なぜなら「業界や企業の特徴」と「自らの長所・短所」を結びつけた具体的な展望を組み上げることができるため。

 

結局のところ「あなたはウチでどう役立つの?雇う価値はあるの?」というのが企業側の真意です。

「とにかく頑張ります」とか「昔から興味がありました」なんてありきたりで抽象的な回答は求めてません。

 

「この逸材を逃がすのは惜しい」と思わせてくるような具体的なアピールが聞きたいのです。

そのために必要なのがこれらの分析ということですね。

参考になれば幸いです。

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