仕事への不安

ハローワークと転職サイトの違い!ハロワ=ブラックは本当?

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「ハローワークはブラック企業の巣窟」と言わんばかりに注意警報を鳴らす人も数多くいます。

そんな方はきっとハローワーク経由でブラック企業に当たってしまった経験があるのでしょう。

しかし、もっと素直に考えてみて下さい。

何を根拠に「ハローワークがブラックばかり」だと言えるのでしょうか?

「ハローワークはブラックばかり」で思考停止は危険

「掲載費用が無料だからブラックが多い理論」は謎

ここで、よく言われている理論について異議を申し立てたいと思います。

なぜ掲載費用が無料だとブラック企業だけが多く集まるのでしょうか?

ブラックもホワイトもみんな等しく「利益を追求する企業」であることに変わらないのですから、経費削減できるなら無料を選びますよね。

あまりにもおかしな理屈だと思います。

では、掲載料のかかる転職サイトに求人を掲載する企業は何を考えているのか?

  • その転職サイトに集まる求職者の属性(経歴やスキル)を求めて掲載
  • 大手転職サイトの集客力や転職エージェントのキャリアアドバイザーに期待して掲載

また、ブラック企業といってもしっかり利益を残して潤っている所はゴマンとあるでしょう。

「人員が確保できるなら掲載料を払っても構わない」というブラック企業がいてもおかしくありません。

 

つまり、ハローワークだからといって「ブラック企業が多い」とは限りませんし、かといって「ホワイト企業が多い」とも限りません。

その時々で求人を出した(出している)企業を求職者自身が分析・見抜いていくことが大切なのです。

 

そもそもブラックとは?休みがないこと?給料の遅延?

そもそも、一般的に定義されている「ブラック企業」とはどんな企業のことを指すのでしょうか。

Wikipediaで見てみると下記のように要約されていました。

ブラック企業(ブラックきぎょう)またはブラック会社(ブラックがいしゃ)とは、「新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働・パワハラによって使いつぶし、次々と離職に追い込む成長大企業」[1](今野晴貴による定義)[1]を指す。

「従業員の人権を踏みにじるような全ての行為を認識しつつも適切な対応をせずに放置している企業」との指摘もある[2]。対義語はホワイト企業。

英語では劣悪な労働環境・労働条件の工場をスウェットショップ(sweatshop)という[3]。ただ、日本語の「ブラック企業」は工場での非正規労働者のみを念頭に置いた語ではない。

引用:Wikipedia

つまり「人を単なる労働力として違法な労働を強制し、使い潰していくことさえ厭わない企業」と言えそうですね。

 

ここで誤解のないように、当サイトはブラック企業の存在自体を肯定することは決してありません。

しかし「嫌な話ばかり耳にしてブラックの判定基準がめちゃくちゃ厳しくなっている人」は確かにいます。

ネットでよく目にすることができる口コミは「どう捉えるか?」が大切。

  • 休日が少なく、残業だらけ・・・ホワイトとされる企業や公務員でもよくあること
  • 既にいる社員からパワハラを受けた・・・社員の性格や相性が問題では?企業が原因なのか?
  • 達成の困難なノルマの強要された・・・本当に達成が困難なのかは人による以上主観でしかない
  • 給料が安すぎる・・・額はともかく、それを承知の上で入社したのでは?
  • 給料が上がらないorボーナスがない・・・それを言い出したら日本企業の多くがブラック判定される

こういう噂や口コミを1つでも見聞きした途端に「ここはブラックだ、避けないと!」と過敏になる人も多いもの。

確かに嫌な所がひとつもないような完璧な会社に入りたいですが、そんな所ある訳がありません。

何事も人によって感じ方が違う訳ですから、鵜呑みにし過ぎると自分自身の可能性をどんどん狭めてしまうでしょう。

※繰り返しますが、本当の意味でのブラック企業はなくなるべきです。

 

ハローワークで注意すべき求人・企業はこれ

いつも求人しっぱなしの企業

いつも求人を出しっぱなしの会社は言い換えると「人の出入りが激しい」と言えるでしょう。

離職率が高いということは何かしら問題を抱えている可能性があります。

特にIT業界や飲食業界など、長時間労働が強いられやすい環境での離職率の高さには注意する必要があるでしょう。

企業のウェブサイトを調べたり、どのような業務内容・取引先があるのかをリサーチすることも大切。

 

掲載状況を知るためには数ヶ月前からのチェックが必要

ちなみに「どうやっていつも掲載しているかを調べるの?」ということですが、ずっと求人情報をチェックする他ありません。

とはいえハローワークに毎日出向くのは無駄足ですから、インターネットサービスを利用して下さい。

数ヶ月単位で見てないと判別は難しいですが、試したところ本当に半年以上ずっと求人している企業は少なからずありました。

※その数年後、倒産情報にその企業が載っていたというオチ付き。

 

カラ求人は確実に存在するうえ、企業側にほぼ採用意欲がない

カラ求人とは賃貸物件でいう「オトリ物件」のような、採用する気は無いけど求人を掲載し続けている求人のこと。

よほど良い条件の人材がくれば考えるものの、ほとんどは書類選考でお祈り対応が一般的でしょう。

 

このような会社も「ずっと求人を掲載し続けている」傾向にあるため、避けた方が無難です。

こういう判断もやはり「ある程度転職の前段階でチェックしているかどうか?」が判別精度の違いとなりますね。

 

あまりに理想的な条件を提示している企業

他の求人と比較して、あまりにも理想的な条件を提示している求人には注意が必要です。

というのも、求人情報に書いていたことと採用時の条件が異なる企業もあるため。

特に給料欄に「20万〜40万(経歴を考慮)」などと書いている求人はまず30万40万なんて出しません。

 

このように「可能性を盛ることで求職者の注目を向けさせるテクニック」とも言えるでしょう。

「ありのままに書いてスルーされる位なら、多少盛ってでも注目させるべき」という企業側の意図が汲んで取れますね。

こういうことが重大なルール違反として処理・改善されていないため、自衛するほかありません。

 

まったくといっていいほどネット情報が得られない企業

例えば、自社のホームページ(ウェブサイト)がない企業などは雰囲気が伝わらず困りませんか?

ネット全盛、スマホで調べものをする人が大半であるこの時代にウェブサイトがないのは不安要素になるでしょう。

もちろん経営者が「別にウェブサイトはいらん」と思っているだけの普通の会社かもしれませんが、あまり足跡を残したくない事をしている企業の可能性もあります。

 

別に一般公開したSNS(FacebookやTwitter)や無料ブログで「会社の雰囲気や仕事内容」などを発信しているだけでもいいんです。

簡単に作れて、かつ維持費がかからない方法がたくさんある以上、会社名で検索しても法人情報や過去の求人情報しか出てこないような企業は少し注意が必要。

「人が集まらなくて困っている」と思うならせめて求職者へ向けた情報発信の場所くらい持っておきましょう。(これは企業に向けて言ってます)

 

ハローワークはどう活用するべき?

注意点を意識しながら転職サイトと併用する

結局のところ、転職サイトもハローワークも「求人情報を載せている器(うつわ)」に過ぎません。

そこには良い企業も悪質な企業も集まるのは仕方がないので、自ら注意しながら見ていくのが一番でしょう。

逆に「使わない方がいい」というのはちょっと極端過ぎだと言えます。

どちらも併用しながら、自分の理想に近い求人を狙っていくのが効率的かつ賢い活用法といえますね。

 

ハローワークで相談するべき?ネットサービスで十分?

ハローワークでの紹介を受けたり、パソコンを使う場合は「ハローワークカード(求職者カード)」が必要になります。

そのため1回はハローワークに出向いてカードを作っておいた方がよいでしょう。

求人情報自体は先程リンクを載せた「ハローワークネットサービス」からも閲覧可能。

 

また、相談についてですが、最寄りのハローワークにいる職業相談員によって大きく差がでます。

若い職業相談員もいますが、多くは年配で物言いの乱暴な相談員もいました。(実際に通ったことがある経験から)

ハローワークにも色々あると思いますが、雰囲気は重くどんよりしており積極的に行きたいとは思えなかったです。

※あくまで筆者の印象なので参考程度にとどめてくださいね。

 

相談であれば、転職エージェントの方が親切かつモチベーションの高まる言葉を貰えるでしょう。

転職期間は何かと落ち込みやすいので、応援してくれるサポーターがいるだけでも心強いものです。

 

さいごにひとこと

自分でリサーチ・判断していく感覚を養おう

最終的には「自分が通う会社」です。

人の口コミなどに左右されず自分自身でリサーチ・判断する感性が大切ではないでしょうか。

ということで、求人情報を掲載する器でしかないハローワークと転職サイトでブラックの割合などは関係ありません。

参考になれば幸いです。

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