転職の疑問

地方には良い仕事がない!やりたい仕事もない!田舎の現状

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今現在、都会に住んでいるものの何らかの事情で地元に戻らないといけなくなった。

あるいは「都会の生活に疲れた」とスローライフを考えている人もいるはずです。

しかし、そこで気になるのは「地方(田舎)には仕事があるのか?」という点ではないでしょうか。

ここでは地方の現状と生き方について考えてみたいと思います。

地方・田舎は仕事が少ないのか?

正確には「仕事を選ぶことが困難」

田舎といえども、ある程度お店や施設がある「地方都市」もあれば、辺り一面田んぼや畑しかない「The 田舎」の2種類があります。

いずれにしても地方都市では仕事選びの幅が極端に狭くなるのが現状。

少し人口がいる市町村でも主に下記のような仕事から選ぶことになるでしょう。

  • スーパーやコンビニ・薬局のスタッフ(レジ・品出し等)
  • パチンコ・カラオケなど娯楽施設のスタッフ
  • 飲食店・ホームセンター等のスタッフ
  • 水産・農作物の加工工場
  • 銀行や郵便局の窓口・配達
  • ホテルや旅館の清掃(観光地であれば多い)
  • タクシー・バスや運送
  • 地方メディア(テレビ・新聞・ラジオ・フリーペーパー)
  • 賃貸物件・戸建て物件の仲介営業
  • カーディーラーやレンタカー・ガソリンスタンドなど車関係
  • 介護関係全般
  • 建築関係(鳶など)

細かい仕事を含めるとまだまだありますが、筆者がいた地元(人口20万人台)の求人誌ではこれら仕事がメインでした。

 

もちろん、専門的な職業であれば他にもあります。

例えば、美容師・弁護士・税理士・医者・看護師などいわゆる「士業」ですね。

これらはどこでもその仕事をすることができますが、地方では「地元に根づいた地域密着」で展開している事業者も多いもの。

「よそ者よりも地元の人を優先」という方も少なからずいるので、都会でも地方でも競争率は変わらないかもしれません。

 

やりたい仕事は「起業」で叶えるほかない

もし地方にない仕事をしたいのであれば、自分で作り出すほかありません。

それが当たるかどうか、生活できるだけの収入になるかどうか?はわかりませんが、自ら起業する事業主は一定数存在します。

とはいえ飲食店などであればともかく、地元だけで回すのは難しいようで次第に「比較的近くの都会(政令指定都市など)」を目指すようになる傾向もありますね。

 

つまり「地元だけではなく人口母数の多い都会に進出しないと商売を軌道に乗せられない」とも受け取れます。

その反面、ネットを駆使した一部農家は「ネット販売」で田舎に留まりながらも全国を相手に商売をしているのがポイント。

実店舗ビジネスでは難しいですが、地方で生きるならネットが必要不可欠になりそうですね。

 

家賃・給与平均から見る生活水準

月収12万〜15万はザラ。そのぶん家賃は都会の半額以下も

地方都市にある求人誌を見ればだいたいわかりますが、月収10万円台前半はザラです。

もし「雇われる」という形である程度の給与や待遇を望むなら下記をあたるしかありません。

  • 公務員(役所・自衛隊・消防士など)
  • 医者・看護師
  • 地元の優良企業
  • 都会と同じ給与水準の大企業

 

それ以外となるとほぼアルバイト同様の水準が大半ですが「実家暮らし」によってマイカーを所持している人も数多くいます。

もし賃貸物件を借りたとしても、3万円程度の物件もあるためやりくりすることは不可能ではありません。

体感的には東京で10万円くらいの物件なら5万円以下の予算でも見つかります。

 

ちなみに筆者が住んでいた地域では人口減少により空き家が増えている最中。

うまいツテができれば、このような空き家を安く借りることも出来なくはないでしょう。

ちなみに都会ではお金がかかる駐車場代ですが、地方では月3,000円など格安の月極駐車場(青空)がゴロゴロあります。

 

地方は車があって生活が成り立つ(自転車でも無理ではない)

地方では都会のようにお店が密集していません。

郊外に様々な店舗を集合させたショッピングモールがありますが、そこまで行くにも距離があるので車があると便利。

しかし、車を持たず自転車で生活することも可能です。

 

地方では車を持つ人が圧倒的であるため、自転車をメインで使うのは学生か主婦くらいしかいません。

都会では自転車に乗る20代30代は普通に見れますが、地方ではロードバイク乗りなどを除くとめっきり少ないですね。(あくまで筆者の印象)

また、雪が積もる地域だと冬場の自転車は厳しくなるでしょう。

 

「車を持たない高齢者はどうしているの?」というと、近くの商店やバス・宅配を利用しているようです。

また、高齢者に割引価格でタクシーを利用できる制度がある所では、タクシーを普段の足としている高齢者も。

 

収入を増やしたいなら地方ならでは副業も可能

基本的に都会との収入水準に差がある地方ですが、副業をすればその差を縮めることができます。

一般的な副業といえば、例えば記事ライターのようなネットで完結するものが多いですよね。

しかし、地方ならではの副業もあります。

  • 海や山で取れる自然物のネット販売(流木や松ぼっくりなど)
  • 雪かきアルバイト
  • 特産物の代理購入
  • 観光地の案内人
  • 空き家を利用した民泊経営

地方の過疎化が問題となる中、地域活性・創生となる副業はやりがいもありそうです。

日本語以外のコミュニケーション手段があれば、海外の人も相手にできるためより事業として成り立つ可能性が高まるでしょう。

 

地方・田舎で生き残っていくためには?

地方は地方、都会は都会という括り(考え)を捨てる

「二拠点生活」という言葉をご存知でしょうか。

「二拠点生活」は二地域居住(にちいききょじゅう)とも呼ばれています。

二地域居住(にちいききょじゅう)とは、団塊の世代のリタイアで、都市住民に広がることが予想されている生活様式。

都会に暮らす人が、週末や一年のうちの一定期間を農山漁村で暮らすもの。

田舎で暮らす期間としては、年間「1~3か月連続」あるいは「毎月3日以上で通算一ヶ月以上」などがある。2005年に国土交通省の研究会が提唱し、同省では国土計画の中に取り上げていきたい考えを示している。観光客などが一時的に滞在する観光等の「交流人口」と「定住人口」の中間的な考え方と位置づけられる。

引用:Wikipedia 二拠点居住

 

上記では団塊世代のリタイア後としていますが、この流れは若い層にも広まりつつあります。

「俺は都会で生きる」や「私は地元で一生を過ごす」といったように、どちらかに決めるのではなく「どちらも都合よく住み分ければいいじゃん」という考えですね。

 

これにより「田舎に行く覚悟」が薄まると共に生活の手段を広げることに繋がります。

「本業は都会、副業は地方」という人もすでにいるかもしれませんし、その逆も有り得ますよね。

そもそもそういう風に分ける必要もありません。

「地方で生き残っていく」ためには、皮肉かもしれませんが「地方にこだわりすぎない」ことが大切だと言えます。

 

地方・田舎暮らしあるある

人混みや渋滞ができにくく、基本的にノーストレス

当たり前ですが、人口が少ない割に土地が広いので人混みはまず見ません。

唯一の人混みは夏祭りや花火大会などのイベントくらい。

 

通勤に電車を使うことはありませんし。

車通勤でも渋滞はほぼなく、かなりスムーズに移動することが可能。

普段移動に関してのストレスを感じている人であれば地方より良い場所はないですね。

 

お洒落を頑張る必要がなく、むしろお洒落すると浮く

人にもよりますが、地方では普段から「奇抜だなぁ」とか「気合入れてるなぁ」という人はほぼいません。

高校生などはお洒落に敏感な世代では目立つような子もいますが、大人になるとかなり普通な服装の人が多くなります。

ピシッとした洋服を来ていないと入れないような店もほぼ皆無。

 

お洒落するとしたら結婚式くらいでしょうか。

洋服代はほとんどかからず、また気にすることなく過ごせるでしょう。

それよりも「暖かいかどうか?涼しいかどうか?+安さ」など機能性に対するコストに凝り始めます。

 

公共交通機関は少ないが、お店もないので不満は少ない

地方についてよく言われることが「公共交通機関が少ない」ですが、本当に少ないです。

しかし、公共交通機関を使って行きたいようなお店や施設も一緒にないので不満はあまり起きません。

 

イベントやライブ、都会への買い物には遠征費がかかりますが、それはそれで非日常感を味わえてよいかもしれません。

まぁ出費が増えるのでそのやりくりが難しい訳ですが。

 

子供と高齢者以外が日中の住宅街を歩いていると不審に見える

ネットを通じてできる仕事をしている人であれば、都会でも地方でも自宅でやりとりが可能ですよね。

しかし、仕事の息抜きに外(主に住宅街)を歩くといい感じに不審者に見えます。

というのも、地方の20代以降はほぼマイカーを所持しているため仕事休みの土日ですら「道を歩いている姿」を見かけません。(ゼロではないですが)

歩いているとすれば子供か高齢者の二択。

 

そのため20代以降の大人が犬の散歩などでもなく、のんびりと住宅街を歩いているとすごく違和感があるのですね。

「働いてないのかな?」「空き巣の下見かな?」「N○Kの集金かな?」

いずれにしても良い受け取り方をされない印象です。

 

地方の若い人たちは俗に言う「マイルドヤンキー」が多め

地方在住者は転勤、Uターンなどを除けば、高校卒業後そのまま地元企業に就職した人達で構成されています。

特に海岸部など漁業が盛んな地方では威勢の良い人達が多く、俗にいうマイルドヤンキー属性が高い傾向にありました。(そうじゃない人もいますけどね)

 

そうじゃなくても個人的な印象では「車(VIPカーとか)」「ギャンブル」「タバコ・酒」「釣り・BBQ」が好きという方が多く見受けられましたね。

移住をお考えの場合このような趣味をお持ちならその世代と話が合わせやすいかもしれません。(参考までに)

 

また、たいていは20代前半で結婚して子供がいるくらいなので「インドア趣味な独身」は少ない気がしています。

これもまたゼロではないため、そのようなコミュニティを探したり自ら立ち上げるのも楽しい地方生活になりそうですね。

 

さいごにひとこと

良い所はたくさんある。でも「田舎でゆったり暮らす」は幻想

地方にも良い所はたくさんありますが「都会の喧騒を忘れて田舎でゆったり暮らす」は一種の幻想である気がしています。

田舎は田舎なりの厳しさやストレスがあるので、とても「ゆったりしている」とは思えませんでした。

 

むしろ「居心地が悪い、都会の方がいい」とさえ感じることがあるほど。

だからこそ「地方と都会のいいとこどり」な思考が大切だと考えています。

参考になれば幸いです。

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