仕事への不安

安定した仕事を求める人ほど「こんなはずじゃなかった」が待っている件

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よく「公務員は安定してるよね」とか「安定してる大企業に行きたい」とか言いますよね。

就職を控えた学生さんなら聞かない日はないほどに頻出するワード「安定」

しかし「安定した仕事」を求める人ほど「こんなはずじゃなかった」と愚痴や後悔をこぼす人が多くいるようです。

安定した仕事を求めることへの注意

経済的安定性ばかり見て精神的安定性を見ていない

就職や転職でよく言われる「安定」は概ねお金の安定(経済的安定)を指して言われます。

具体的な数字は持っていなくとも「世間一般でみて年齢相応な給料をくれる企業へ行きたい」と考えている方は多そうです。

 

しかし、不景気が長引いている日本において、そのような会社はおおよそ決まっています。

100%とは言えませんが、求人情報誌に載っている地方中小企業の正社員募集ではまずお目にかかれないでしょう。

 

つまり新卒の時点で入社できるか?(新卒じゃないなら)それなりの学歴やキャリア・コネがあるか?で決まります。(例外もありますが)

「新卒カード」なんて表現もあるほどですからね。

また、大企業に転職する人は元々キャリア抜群な大企業に在籍していたりするものです。(元リクルートとか)

 

だからこそ学生の時点で「自らの(経済的)安定のために安定してそうな企業」へ行きたがる人が増えていくのは言うまでもありません。

お金が大切であることは否定しませんが、そこに精神的安定性がなければ破綻します。

精神的安定性とは「仕事の向き不向き」「職場環境(上司・同僚・部下・取引先)」「いわゆる"やりがい"」などですね。

よく「安定を捨てて脱サラしました」なんて言う人は精神的安定性が欠けていた結果だと考えています。(単なるアピールの場合もありますが)

 

十分なお金を貰えていても「自分の人生このままで良いのだろうか?」とか考えちゃうんですね。

あるいは「このままやりたい事もなく仕事だけで老後を迎えるなんて」とか不満を感じているからこそ言えるセリフです。

そこで一歩踏み出せず拗らせると今度は自由にやっている(ように見える)人を攻撃して自分を正当化しようとします。

 

いずれにせよ、経済安定性しか見てこなかった人の将来は暗いでしょう。

暗いというのは経済的にではなく精神的にです。

十分なお金があって精神が満たされるという考えもありますが、そのお金を与えているのは企業ですから精神面で調和できなければ苦痛でしかありません。

ましてや1日の大半、人生の大半をその企業と歩むわけですから。

十分なお給料をもらっていても、ストレスで心が荒んでいる人に「安定してていいね」なんて1ミリも思えません。

 

だからこそ経済安定性と精神安定性の両方を満たしている人は、きっと穏やかで充実感を持ちながら働けているはずです。

 

ずっと変わらずに働ける企業なんて存在しない

変化を嫌う人は多いもの。

かくいう私も変化を自らに課すときはいつも腰が重くなります。

 

だからこそ「安定した企業で〜終身雇用で〜老後は年金で悠々自適に〜」なんて人が多いのもうなずけますが、今の時代にはリスキーでしょう。

なぜなら昔の日本と今の日本は違いますし、未来の日本も今と同じだという保証がないため。

ネットが普及してから時代の流れはどんどん速くなり、それに伴い急激な変化のうねりが出来ています。

 

大企業も人員削減のために手のひらを返すように待遇を変えたり、社員に決断を迫るようです。

国産初のテレビや電子レンジから、液晶ビューカム、ザウルス、プラズマクラスター、AQUOS(アクオス)など、画期的な製品を世に送り出してきた家電メーカーの雄、シャープ。

経営悪化を理由に45歳以上の社員を対象に希望退職を募り、3200人を超える社員が去ってから1年。

引用:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO09022800R01C16A1000000/

「自分は安定している」と思い込んでいたのにいきなり「このまましがみついているのはヤバイ」と感じて転職活動を始めたり、何もできずに日々悶々としていたり。

昔のように定年までせっせと働ける企業などもう無くなったのです。

 

後悔しないために意識すべき点

自分がお金以外で「求めていること」は何か?

仮に給料面で全く不満がないことをイメージして、次に求めることは何か?

もし今がお金に全く困らない生活だったとしても「渇望してしまうもの」を知っておくことが大切です。

求めていること(一例)

  • 誰かが喜ぶと自分も嬉しい。
  • 上から命令されるのは嫌だ。自分で考えて動きたい。
  • 感謝されたい。
  • 慕われたい。尊敬されたい。
  • 異性にチヤホヤされたい。
  • 何かに熱中したい。
  • もっとゆったり生活したい。

お金が必要ない環境でも「渇望してしまうもの」は、給料重視で仕事を選びそれが叶った後もずっと付いて回る感情です。

そしてそれらはお金でどうにかできないことが多く、お金で無理やり解決しようとすると「むなしさ」に襲われるようなものかもしれません。

逆に言えば「お金がなくても実現可能なこと」だったりします。

 

"安定"というものを求めた先に「自分自身は人生を幸せに過ごせているのか?」を想像してみて下さい。

世間とばかり会話して自分自身と会話しない人はいつかどこかで強烈な後悔を突きつけられます。

 

さいごに

年収1000万以下は恋愛対象外?給料○万以下の会社は転職対象外?

よく婚活などで「年収1000万以上は無いと嫌だ」という女性が「お前はそんな条件を付けられるほどの人間か?」と批判を受けていたりします。

この女性らと「安定した企業じゃなきゃ嫌だ」と思う求職者達は同等な思考回路で結論を導いているはずです。

いずれも「経済的に不安を感じることなく寄り掛かりたい」ということでしょう。

 

つまり、擦り寄られる高所得者が彼女らに思うことと、安定した企業が求職者たちに思うことはおよそ一致しているとも考えられます。

1つだけ言えば「金が大事なのはわかるけど、目先の金だけで見てくるようなやつは相手にしたくない」ということでしょう。

とすれば「どういう意識を持ち行動することが人生において理想的かどうか」が見えてくるハズ。

参考になれば幸いです。

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